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これからの社会を生き抜くために必要な非認知能力とは?


オープンスクール開催

先日10月3日(日)、英数学館中・高等学校では第2回オープンスクールにあわせ漫画『ドラゴン桜2』編集担当西岡壱誠氏、非認知能力育成第一人者中山芳一氏、英数学館校長永留による特別授業を開催いたしました。

特別授業は「マインドを変えれば、地頭力も上がる!」と題し、今、教育界そして世界でも話題の非認知能力について熱いトークセッションが繰り広げられました。

開催後の参加者アンケートでは、家庭でもぜひ非認知能力を伸ばしていきたいなど、大変な反響をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

とはいえ、非認知能力って何でしょう?
聞いたことはあるけど…非認知能力ってどういう能力?

実際に非認知能力について知っている人って、いったいどれほどいるんでしょうか?

今日は知っているようで知らない、『非認知能力』について、そして英数学館との関わりについて解説していきます。


認知能力と非認知能力の違い

人間の能力は、大きく分けて認知能力と非認知能力(2001年ジェームズ・J・ヘックマン提唱)の2つがあります。

認知能力とは、テストなどで測れる読み・書きなどの学力やIQなどの客観的な数値で測ることのできる能力を指し、非認知能力とは、コミュニケーション力や実行力など数値で測ることのできない能力のことです。

【非認知能力の代表的な例】
・協調性
・コミュニケーション力
・自制心
・自己肯定感
・忍耐力
・意欲的
・回復力
・客観性
・創造性

これらを総称して、非認知能力と呼ばれています。

簡単に言うと、やる気や我慢する力、諦めない力、くじけない力、そして他人と折り合いをつけていく力などです。

ここに挙げているのは一例ですが、まさに“これからの社会を生き抜くために求められている力”であるといえるでしょう。



非認知能力が注目される理由

非認知能力が注目されている理由の一つに、非認知能力の向上が世界的な問題解決に必要な力であると考えられていることがあげられます。

貧困、温暖化や差別など、世界中で起こっているさまざまな問題を解決に導くであろうといわれる力が非認知能力と言われています。

そしてIBでは世界標準の教育プログラムで、地球温暖化やLGBTQなど世界規模の問題に多角的な視点から追求し、自分に何ができるのか考え行動します。

世界中のさまざまな問題解決につながる能力なんて、IBとの深い関わりを感じずにはいられません。

次項では、非認知能力とIBの共通点をご紹介します。


非認知能力と国際バカロレア

英数学館は国際バカロレア(IB)の認定校です。

小学校はプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)を2020年1月に、高等学校はディプロマ・プログラム(DP)を2016年6月に、それぞれ認定されIBの教育を実践しています。

IBの学びでは、IBの使命を具現化したラーナープロファイルと呼ばれる「10の学習者像」があります。

【10の学習者像】
・探究する人
・意識のある人
・考える人
・コミュニケーションができる人
・信念のある人
・心を開く人
・思いやりのある人
・挑戦する人
・バランスのとれた人
・振り返りができる人

10の学習者像と非認知能力、なんだか似ていると思いませんか?

IBの学びとはまさに非認知能力であり、IBの学びの実践により非認知能力を効果的に高めることができます。

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英数学館のIBで伸びる非認知能力の例

最後に、英数学館のIBでどのような非認知能力を伸ばすことができるのかを過去の記事を振り返りながらいくつか挙げてみたいと思います。

まず、IBの美術にあたるVisual Artsでは自己肯定感、忍耐力、そして創造性などがあげられます。

TOKでは、自己肯定感、協調性、回復力、自制心などを伸ばすことができます。

小学生を対象にしたサマースクールのCASでは、コミュニケーション力、協調性、客観性を伸ばせます。

小学校でのPYPの学びでは、コミュニケーション力、協調性、自己肯定感、創造性などを伸ばせます。

探究学習では、協調性、意欲的、創造性を伸ばすことができます。

本来ならば、幼少期に身に着け伸ばすことが大切であるといわれている非認知能力ですが、英数学館では小・中・高校生時代にもしっかり育み伸ばすことのできる学びをご用意しています!

英数学館の非認知能力を伸ばす学びの詳細は、各記事をご参照ください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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