中学校技術部 ロボットコンテスト全出場チーム入賞!
みなさん、こんにちは。
2021年7月4日に行われた第16回ぴょん太杯 アイディアロボットコンテスト(ぴょん太杯)に英数学館中学校技術部が参加しました。
大会には4チームが参加して、全チーム入賞という快挙を成し遂げました!
今回は、そんな英数学館中学校技術部のお話です。
英数学館中学校技術部のこと
まず、はじめに英数学館中学校技術部についてご紹介します。
部員は3年生1名、1年生4名の計5名。
少人数ながら、中・四国地方でのロボットコンテストは上位入賞を果たす実力派。
コロナ禍の昨年、2020年度の主な受賞履歴は
・創造アイディアロボットコンテスト広島県大会優勝
・福山市中学生ロボットコンテスト優勝
中・四国ブロック大会や全国大会が開催されないなど活動の制限がある中でも輝かしい受賞歴を残しています。
ぴょん太杯とは・・・?
今年度最初に参加したコンテストとなるぴょん太杯は、「Pile to 5rods」をテーマにオンラインで開催されました。
ぴょん太杯とは、秋に行われる全国大会につながる創造アイディアロボットコンテストに向けて、一度大会を経験することで生徒たちの技術力を高めることを目的とされているコンテストです。
今年度の競技概要は、コート中央のゴール上に設置されたアイテム(雨樋パイプ)の数を競い、多いほうが勝ちとなります。
コートの土台や外枠は、サイズはもちろん使用する材料などすべて全国ロボコン活用部門と同じものが指定されています。
製作するロボットの規格も決まっており、競技開始前にはロボットの車検が行われます。
参加資格は、広島県内に居住する中学生から高校生。
全参加チームはシングル部門20チーム、ダブルス部門6チーム。そのうち英数学館中学校の参加チームは下の4チームです。
シングル部門:はさむんです
ナットウキナーゼ
かびるんるん。
ダブルス部門:GENIUS
全4チームが5月からロボット製作を開始し、約1か月で完成させ、さらに1か月をかけて調整と改良を繰り返し7月の本番を迎えました。
(※オンライン開会式の様子)
ロボットのこと
ロボットの車体は、幅300×長さ300×高さ450以下。操作は有線リモコンによる遠隔操作と決まっています。
スタート後に指定の車体幅を超えることは許されますが、競技中に再スタートする場合は再度指定の車体幅に戻さなくてはなりません。
使用電源などもすべて指定されており、ルールの中でよりよいロボットを製作するため、過去のロボットの構造などを参考にします。
そして、ロボット製作において欠かすことができないものは、経験と勘!
一朝一夕ではできない技術+αの部分が、これまでの技術部の輝かしい受賞歴につながっています。
ロボットの工夫した点・苦労した点
今回製作したロボットは、作戦に合わせてアイテムをいろいろな方法で保持し運ぶことができる柔軟性のあるアームをLEGOブロックのパーツを使って作成し、修正や改良が行いやすいものにしました。
例えば、アイテムを持ち上げるアームのスピードが遅い不具合には、アームの支点と力点の距離を離したり、モーターのギア比を変えることでモーターへの負荷を減らすように努力をしました。
左右のタイヤの回転速度の違いによりまっすぐ進まない不具合には、左右の重量バランスや、電気配線の抵抗を考えできる限り条件を揃えようとしましたがなかなかうまくいかず…。
最終的にはモーターの劣化であると判断して新品のものと交換し対応しました。
ぴょん太杯の結果
今年度のぴょん太杯はオンラインで開催されました。
そのため、対戦相手との試合経過の共有や、試合後に双方のチームの主張がかみ合わず再試合が行われるなど、オンラインならではの課題なども見えてくる大会ではありましたが、そのような状況でも英数学館中学校技術部はすばらしい結果を残しました!
【シングル部門】
1位:はさむんです
2位:ナットウキナーゼ
3位:かびるんるん。
【ダブルス部門】
2位:GENIUS
英数学館中学校技術部の全4チームが入賞を果たし、その上シングル部門では1位から3位までを独占するという快挙!
ぴょん太杯全チーム入賞、本当におめでとうございます!
このぴょん太杯から始まり、全国大会につながる秋の創造アイディアロボットコンテストにむけて、より信頼性の高いロボットの製作に取り組み全国大会に出場する!!という今後の目標を掲げています。
今後も英数学館中学校技術部から目が離せませんね♬
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