EISU EXPO 2021教科の枠を超えた探究~中学生編~
皆さんこんにちは。本年もよろしくお願いいたします。
以前、2021年12月4日に開催されたEISU EXPO2021をご紹介しました。少し時間がたってしまいましたが、覚えていただいているでしょうか?
今回は、もっとEISU EXPO2021を掘り下げて中学生のブースについてお話します!
どのブースも教科の枠を超えた学びの成果を存分に発揮していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
中学1年生のブース
まず、7年生(中学1年生)のブースは社会+理科、英語+理科の2ブースです。
●7IMA(小学校から本格的に英語を学んできたクラス)の社会+理科のブースでは考古学アドベンチャーランドをデザインしています。
古代ローマ、エジプト、マヤ帝国をテーマとして探究し、古代のココアやフェイスペイントなどを再現したポスター展示となっています。
●7IMB(中学校から英語を新たに学んでいるクラス)の英語+理科のブースでは、デザートのレシピを英語で作成し、実際に調理している様子のポスターを展示しています。
理科で学んだ物質の状態で材料を分け、調理中の状態変化を観察し探究しています。
料理を理科と捉える目の付け所は、さすが中学1年生ならでは!
中学2年生のブース
次に、8年生(中学2年生)のブースは英語+美術、社会+数学の2ブースです。
●8IMAの英語+美術のブースではユートピアとディストピアという概念を探究しています。
新しい世界秩序と題し、世界がどのように作られているのかを探りそれぞれのユートピアとディストピアについての作品展示をしています。大きなパネル5枚分にびっしりと貼られている作品は圧巻でした!
●8IMBの社会+数学のブースでは、人口の傾向を予想したポスター展示がされています。
アメリカ・カナダ・中国と日本の人口を比較し、2030年の人口を予想しそれぞれのポスターを制作しました。
中学3年生のブース
最後に紹介する、9年生(中学3年生)のブースは理科+家庭科、理科+数学の2ブースです。
●9IMAの理科+家庭科のブースでは幼児向けおもちゃの開発を行いました。
エネルギーの変換がみられる幼児向けおもちゃを作るプロジェクトで、幼児期の発達と特徴について探究し、ふさわしいおもちゃを制作しています。
●9IMBの理科+数学のブースは、ロケットプロジェクトと題し来場者が実際にロケットを飛ばす体験型ブースとなっていました。
ロケットと発射台を作り、発射させた際のデータを取り、二次関数の概念および位置エネルギー・運動エネルギーの概念を使ってロケットの軌道を観察・分析したものをポスターとして展示しています。
実際にロケットを発射させた来場者も天井に着きそうなほど高く飛んだロケットに驚いていました!
ここまで英数学館中学校の生徒たちによる探究の成果をご紹介してきました。
次回の高校生編がEISU EXPO 2021の最終編となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!