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子どもたちは私達の未来である。

みなさま、あけましておめでとうございます。
英数学館校長の永留です。
本年もよろしくお願い申し上げます。

皆様も既にご存知の通り、教育界を取り巻く環境は昨今すさまじいスピードで変化をしています。

経済格差による教育格差、都会と田舎での教育格差が叫ばれる中、センター試験が廃止され、大学入学共通テストとして生まれ変わろうとしています。

「生きる力」を育むことが重要だと、学習指導要領も約10年ぶりに改訂され探究学習や小学校からの外国語教育やプログラミング教育が導入されました。

グローバル化や、スマートフォンの普及、ビッグデータや人工知能(AI)の活用など技術革新が進む中、10年前では考えられなかったような激しい社会の変化も起きています。

今後10~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い

2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に彼らが小学生の頃には存在していなかった職業に就くだろう

などのリサーチ結果も発表されています。

子供たちが生きてく予測困難なこれからの時代には、どのような資質や能力、それらを育む教育や教師が必要なのでしょうか。

子どもたちは私達の未来である。
子どもたちは教育によって変わる。
教育が未来をつくる。

私達は、世界の中で生きていく上で日本人のアイデンティティを形作るための変わらない教育と、時代の変化にあわせた先進的な教育の形を実践する学校でありたいと思っています。

そのような考えのもと、英数学館は現在こうした問題に本気で取り組むべく新たなビジョンを定め、矢継ぎ早に様々なチャレンジを進めています。

もちろん改革の途上ですので、様々な課題も顕在化しますが、それらについても本気で良くしていこうと日々悪戦苦闘しながら歩を前に進めています。


ここ1年ほどの間にも、多くのチャレンジを進めてまいりました。

●西日本で唯一、全国で2校目となる小学校と高校のバカロレア認証を取得しました

●コロナ禍で教育現場が機能不全を起こす中、1週間でオンライン授業を立ち上げました

●オンライン立ち上げのノウハウを全国の困難に直面する学校関係者に提供しました

●国際バカロレアクラスの2期生から世界のトップ大学に生徒を送り出すことができました

●中学2年生の生徒が英検1級を取得しました

●第20代高校生平和大使に選定され国連等で活動しました

●ロボコン中四国大会で優勝しました

●この春からは対面とオンラインとリアルな社会をブリッジした探究学習を開始し数々のアクティビティベースの学びを導入しています

●EISUラボの立ちあげ

●慶應義塾大学(長谷部葉子研究会)との合同企画 高校生未来のマナビバを立ち上げ

●特別授業シリーズの開始(ハーバード大学学生との討論、広瀬俊朗氏や出口治明氏、北別府学氏による特別授業など)

●高校男子バスケットボール部が福山地区から56年ぶりに全国大会(ウィンターカップ)に出場

●新しいウェブサイトを公開

●英数学館noteを開始(毎週、教育に役立つコンテンツをアップしています)

偏差値で人生が決まるのではなく、人それぞれの個性や武器を磨くことや、人生を主体的に生きるための準備こそ教育のあるべき姿だと考える英数学館のチャレンジはまだ道半ばではありますが、本気でもっともっと良い学校にしたいと考えておりますので、ぜひご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

校長 永留聡


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