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真面目キャプテンが全国大会に行って得たこと。

2021年3月、英数学館高校アドバンストクラスAを卒業した杉原です。4月から関西学院大学総合政策学部に進学しました。

今回キャプテンシリーズと言うことで高校男子バスケ部元キャプテンとしてこの場で再度お話しさせていただく機会をいただきました。

以前、在学中にこちらで全国大会出場に向けての意気込みをお話させていただいたことがあるのですが、今回は全国大会を終えた今だからできる話をここでさせていただきたいと思います。


悔いのない高校生活にするために全国大会を集大成にする!

自分は高校入学前からの夢を叶え目標を達成し、高校男子バスケ部のキャプテンとして悔いのない高校生活を過ごすことができました。

夢とは、「自分たちの代で全国大会初出場!」

夢にたどり着くまでの過程でまず一勝という目の前の目標を一つ一つ達成していく中で、より明確な最終目標を立てるようになりました。

最終目標とは、「全国の舞台で一勝」

夢を叶え全国大会初出場が決まってからは、英数学館のスタイル「堅守速攻」で1勝して、高校生活のいい集大成の形にするという最終目標を持って全国大会に臨みました。

結果、初戦は県立鹿児島工業高等学校(鹿児島)に89-78で勝利し、全国の舞台で1勝をあげるという目標を達成することができました。

翌日に行われた2回戦では2年連続ウインターカップ出場の強豪校、尽誠学園高等学校(香川県)と対戦しましたが115-76で敗れ、3回戦進出とはなりませんでした。

ですが、自分的には得点にも多く絡むことができたし、初の全国大会出場で一勝をあげ、英数学館らしい「堅守速攻」バスケができたと思うので、チームにとっても自分にとっても高校生活の集大成と言える全国大会となりました!

杉原(2回戦)


いつものプレーをすることで得た、成し遂げる喜び

自分は小学校のミニバスで全国大会に出たことがあって、その時の会場は代々木体育館でした。当時は制限などもなく会場が満員の中、試合をしました。

ミニバスで出場したときには2敗して終わってしまったので、全国で一つ勝つことがどれだけ難しいか身に染みて分かっていました。

全国大会となると県で1番のチームが集いますし、雰囲気も普段の大会とは違うので、勝つ負けるというより、まず自分たちが雰囲気にのまれずいつも通りにプレーすることが一番難しいことだと思います。

今回、全国大会が決まった時は当時の経験もあり、大きい体育館でプレーすることには慣れていると思っていたんですが、今回はコロナ対策で今まで見てきたどの全国大会ともまた違った雰囲気の中でプレーすることになりました。

観客も少なく、会場は想像していたより閑散としていて、一種のやりにくさと言うかなんというか、そういうものも少なからず感じていました。

でも英数学館は初出場で、初出場だからかもしれないですが、そこをいい雰囲気で乗り越えて力を出し切ることができました。

結果として1勝1敗。

全国レベルの壁の高さも感じましたが、成し遂げる喜びを感じることができた全国大会となりました。


全国大会結果報告!広島ドラゴンフライズさんありがとうございます。

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全国大会前にはB1広島ドラゴンフライズさんのご厚意でB1リーグ公式戦の前に決意表明をさせていただきましたが、全国大会後もご支援いただいた皆様に直接ご報告する場を作ってくださいました。

それだけでなく、モップ係や案内係、ハーフタイムのスリーポイントシュートチャレンジへ参加させていただくなど、普段できない貴重な体験をさせてくださいました。

スリーポイントシュートチャレンジは緊張で失敗してしまいましたが、あのような場をご用意していただいたこと、本当に広島ドラゴンフライズさんに感謝しています。

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全国大会で得た「人として自信がついた」ということ

自分が全国大会に出場をしたことで得たことは「人として自信がついた」ということです。

全国大会の舞台でプレーすることはもちろん特別な経験となりましたが、取材を受けるという経験もなかなかあるものではないと思います。

全国大会出場は学校としては初、福山地区からは56年ぶりと言うことで、新聞やラジオの取材などたくさん来てくださいました。

自分はキャプテンだったので、話をさせていただく機会がたくさんありました。

チームの代表としてですが大人と話すことや人前で話す機会もたくさんいただき、初めて社会に評価されるという経験を得ることもできました。

この経験値はなにものにも代えがたいものです。

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大学生活のことや全国大会とつながる将来のこと

高校時代にバスケはやりきったという思いがありますし、自分が通う神戸三田キャンパスとバスケ部が練習している西宮上ケ原キャンパスが離れているという理由もあり、大学ではいったんバスケとは離れた生活をしてみようと思います。

大学ではバイトもしてみたいし、友達と楽しく遊んだりもしたいし、誓いの坊主頭も伸ばしてさわやかな短髪にもしたいし、今までとはまた違う経験をしてみたいと思っています。

そして、将来的には中学校の社会の先生になりたいという思いは変わらないです。

もともとなりたかった教師という職で、「自信を持って人前でしゃべることができる」という全国大会で得た経験を活かすことができると思うと、自分が今まで得てきたことのすべてが、自分の将来に繋がっていくんだな、と実感しています。

女子バスケ部顧問の本屋敷先生には「また英数学館に戻っておいで」とオファーをもらっているので(笑)、英数学館に戻ってきて働くなんてことができたらいいな、なんてことも考えています。

英数学館は学校全体でバスケ部を応援してくださる体制があり、学校全体がバスケに本当に集中できる環境を作ってくださって、すごく感謝をしています。

自分は英数学館に来てよかったなと心から思っています。

英数学館は「バスケを頑張りたいし、勉強も頑張りたい。」そんな人におすすめです!

もし数年後、英数学館で自分に会うことがあったらどんどん声を掛けてください!!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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